世の中の(感染症拡大という)漠然とした不安感が拡大しています。
未知体験なので、前例もなく予想がつかないことも付け焼刃的な対応と
なってしまうこともやむを得ないところです・・・。
↑ 先週(18日・土)より営業閉鎖された「セントラルパーク」地下街
人のこころにある「日常」とそれが確実ではないのに継続が保証されているような
ある意味「慢心」が、ある日突然崩壊した結果がここ最近の状態です。
改めて、「日常」のありがたさを皆さん再認識しているのではと思います。
↑ 店舗付近のコンビニ臨時休業となりました
↑ 名古屋三越 食品売場のみ営業
そうしたなかでも、あらたな人の活動として「テレワーク」(遠隔業務遂行)活発化や
「ウーバーイーツ」(ネット出前)・「テレビ会議」の興隆が報道されています。
これを不動産(お住まい)と絡めてみると、
「テレワーク」は特に都市部で物件さがし条件・駅近(職場への移動)が必ずしも
必須条件ではないこととなります。
また「ウーバーイーツ」「ネットスーパー」の普及化は買い回り至便(スーパー近接)物件が
必ずしも要求される条件ではなくなることになります。
↑ 土日完全休業 松坂屋名古屋店 日曜日昼さがり・・・
現実問題として、いま「お住まい探し」ではないかもしれません。
しかしご来店頂かなくても、(不動産サイトで検索できることは別として)電話・メール
で会話はできますし、一生探しを断念するなら話は別ですが、
「そのうち」や「落ち着いてから」という心構えならば、情報を取りこむ「アンテナ」
はしっかり張って頂きたいですし、それをお手伝いするという我々業界の使命はそこにあります。
世の中の大きな節目と言える現状をみなさんそれぞれの目でしっかり見据え、
ベストな選択をして頂けたら幸いです。
本来ならこの時期は不動産物件(売却物件)は豊富で、動く時期でもあります。
今回の騒動で一般的には現状買手市場(買手有利)であることも事実です。
~最後に(株式相場用語ではあるのですが)当方の想いとともにある格言をご案内します。
==人の行く裏に道あり花の山==
大衆は、とかく群集心理で動きがちだ。いわゆる付和雷同である。
が、それでは大きな成功は得られない。むしろ他人とは反対のことをやった方が、うまくいく場合が多いと説いている。
大勢に順応すれば、確かに危険は少ないし、事なかれ主義で何事によらず逆らわないのが世渡りの平均像とすれば、
この格言、多分にアマノジャク精神に満ちている。
だが、人生の成功者は誰もやらないことを黙々とやってきた人たちであり、
欧米では「リッチマンになりたければ“孤独”に耐えろ」と教えるのが通例。
人並みにやっていたのでは、人並みの結果しか得られない。