感染症「緊急事態宣言」が予定より1ヶ月延長されましたが、
なんとなく窮屈な日々をお過ごしのことと思います。
限られた条件で(日常を楽しむことも)後々思い出に残る
生活すスタイルだと前向きのとらえていきたいものです。
さて今回は、不動産ポータルサイト(スーモ・アットホーム等)で、
検索する際に価格条件も入力することも多いでしょうが、
果たしてこの価格が安いのか?高いのか? と迷うことも多いのでは
ないでしょうか?
個別物件価格は個々の条件によるところもありますが、
株式や商品には「市場価格」がはっきりと明示されますが、
不動産価格にも全体相場(趨勢)を観るうえで参考となる「指標」も存在します。
よく業界で引用されるデータとしては
東京カンテイ という不動産取引価格データ等情報会社が月次発表する
3大都市(東京・大阪・名古屋)における「中古マンション70㎡価格推移」統計
があります。
これは多種多様な条件のマンション売買を統一条件(70㎡あたり)に修正した
価格推移動向をプレスリリース(報道機関発表)しています。
ちなみに昨年(2020年)における中部地区の概況は
~中部圏は前年比+0.6%の1,949万円で上昇に急ブレーキ
中部圏では新型コロナ禍による地域経済への悪影響に加えて、リニア中央新幹線の工事進捗の遅れなどもあり、
実需・投資ニーズの減退から価格上昇に急ブレーキが掛かった。~
とされています。
これを受けてのことかもしれませんが、当店も含め業界としては
感染症下によりご来店のお客様の数は減少しましたが、
成約(契約)数は肌感覚としてはなんら衰えをみせていない
「賃貸物件流動数は減少、中古物件売買は増加」と思います。
地域の相場観をつかむうえでは参考になりますので一度
「東京カンテイ」ホームページ 70m2換算価格推移
https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html
をご覧ください。
BY 池田