世の中は想定以上の症例感染が増加していますが、傷病流行の心構え
の碇石「正しく恐れる」でこれからの未知の不安に望んで頂けたら
と思います。
さて今回は、栄店(東区東桜)周辺の再開発状況についてお話ししたいと
思います。名古屋市中心地では、ご存知の通り「名駅」周辺の再開発が先行し
加えてリニアモーター鉄道の新設に伴う新駅施設計画もあって勢いという点では
「栄」地区は少々衰退気味でした。
しかしながらここ最近は「栄」中心地の再開発計画が浮上し、現実その兆しが出てきたので
店舗から脚を延ばし画像撮影を行ってきました。
↑ 栄バスターミナル跡地暫定再利用~三越・中日ビル間の空地再利用
↑ 中日ビル(栄4丁目)再開発
中日新聞社が保有する中日ビルは2019年3月31日に休館し、
2024年度の完成を目指して新ビルが建設される計画です。
新ビルは高さ約170m、地上31階・地下4階、延べ床面積約113,000平米となり、
B1階から3階までは商業施設、4階から22階はオフィス、
6階に多目的ホール、23階から31階は250室のホテルとなる計画です。
↑ 久屋大通公園再開発
錦通りから北側を三井不動産などの事業者が2019年1月~2020年7月にかけて整備。
北エリアは2020年4月、テレビ塔周辺は2020年7月の完成予定。
その後、南エリアも整備予定。
テレビ塔が映る水盤を設置して、シンボリックな景観を生み出す景観となります。
合計1万平米の5つの広場と1つのテラスを設置し、多彩なイベントを行う計画です。
↑ テレビ塔リニューアル
栄のシンボルである名古屋テレビ塔はそもそもの電波塔としての機能は既に終了していましたが
観光的要素としてのテレビ塔事業は2019年1月から休業しており、
免震工事とリニューアル工事が進められています。
レストラン、カフェ、高級ホテル、アミューズメントゾーンが2020年7月に開業する予定です。
↑ 栄広場再開発
大丸松坂屋百貨店は日本生命ビル向かいの「栄広場」とその周辺地について、
土地の一部を所有する名古屋市と共同開発を行うことで2019年2月に基本合意し、
9月からは開発事業者の公募を開始しています。
栄広場は約1,800㎡。大丸松坂屋は、これに同社が所有する駐車場など(約3,000㎡)を合わせた
約4,800㎡一体的に開発し、高層ビルを建設。下層階を商業施設として活用する方針です。
新ビルは2024年度の完成を目指す計画で、向かいの日本生命ビルとの相乗効果が期待されています。
そのほか「丸栄ビル」、「長者町周辺」等の再開発事業計画が進行しています。
今後折に触れてこのような話題をしていきたいと思います。