世の中は「お盆休業」としてここ栄周辺もひっそりとしています。
加えて一部地域を除き外出自粛でひとの動きはかなり少ないようです。
今回の感染症(不安)により、仕事・勉学・生活全般に「日常」の見直し
機運が高まっています。
かつて超多忙生活の解決策として「職住近接」が謳われた時期がありましたが、
昨今は「リモートワーク」として「住環境」重視の見方も出てきています。
いままでは「駅近」「生活便利」の軽重により不動産相場も比例していました。
名古屋市内中心部は基本的に地価が高い為、「家賃並みに」購入できる(戸建)物件は
条件的に厳しいものがありましたが、市街周辺ならばそれも叶う地域もあります。
今回は(スタッフ・池田)私見ですがおススメ地域をご案内します。
↑ 桃花台地区ランドマーク「スカイステージ33」
今春までは当方は春日井店勤務以降栄店所属ですが、旧春日井店時代ご来店頂く方に、
(場所指定の方は別として)ほぼ毎回お勧めしていた「桃花台ニュータウン地区」です。
春日井周辺ならば、類似地区として「高蔵寺ニュータウン(JR高蔵寺駅近)」が挙げられますね。
桃花台地区は約30年前(経済バブル全盛期ごろ)に、区画整理(都市計画)された住宅地として人気のあった場所です。
戸建住宅は都市計画条件があり概ね敷地150㎡以上で閑静な住宅地区となっています。
また、建築された住宅は大手住宅メーカーのものが多く当時の価格帯としてはかなり高所得層のかたが入手されたと思います。
それ故、最近売出されている中古物件をみても優良物件(+メンテナンス良好)で当方としては自信をもって
ご紹介できるものが多数あります。
現在(中古住宅売却価格帯は)1800万円~2300万円が中心となります。
↑ 桃花台地区中心商業施設「桃花台アピタ⇒ドンキホーテ」
↑ 桃花台地区は都市計画確定後開発された地域の為
ひとつの生活施設がコンパクトにまとめられた住みやすい地域です
比較として(JR中央線)春日井市高蔵寺地区との違いをあげれば
①高蔵寺 :駅近 ⇔ 駅遠 :桃花台
※かつては「ピーチライナー」という鉄道施設がありましたが不採算で廃業
よっていわゆる「通勤利便性が」急低下のゆえ「桃花台は過疎地」との評価もあります。
鉄道通勤の方は大きなマイナスポイントですが、車通勤者はある意味無関係なので
「住宅価格急低下」というメリットを享受できます。
~ご存知ない方も多いのですが中央高速「桃花台バス停」より栄までは直通バスにて約30分で到着します。
②高蔵寺 :傾斜地 ⇔ 丘陵地 :桃花台
※当店でも内覧で両地区をご案内することも多いのですが、地形の大きな違いは
高蔵寺は山肌開発地なので地形上傾斜が多くなります。他方桃花台は丘陵地なので
春日井からは緩やかな登りですが地区周辺はほぼ平坦です。
若いうち?は気にならないかもしませんが「傾斜地」は身体への負担があり
日々の買物にも苦労することでしょう・・。
愛知県が行っている「無人循環バス実証実験」は高蔵寺で行われています。
これは「老齢人口増加・過疎」の危機対策として行っている証拠でしょう。
また、不動産流動の観点からすると「高蔵寺」戸建在庫は立派な物件であっても
(利便性の面から)「桃花台」戸建よりも在庫滞留度(売却難)が高いと感じています。
戸建と比較してお話ししていますが、マンションの価格帯も高蔵寺地区の方が若干高めです。
※桃花台地区(4LDK・築20年前後)は1000万円前半が大半
ご家族属性(通勤手段等)によって判断基準は違いますが、
住環境重視の「リモートワーク」の切り口からお住まい探しの参考として頂けたら幸いです。
ご興味のある方は是非ご来店頂ければ別地域も含めて詳しくご案内させて頂きます。